みなさんこんにちは、現在1児の父、
そして、間もなく2人目を迎えようとしている所員からお伝えします。
スマートフォン、スマートホーム、スマートカー。
巷にはAI&IOT技術を活用した様々なスマート機器が出回っております。
今回紹介するのは、弊所が特許出願の日本代理人を務めるHappiest baby社のスマートベッドの発明です。
何でもお母さんのお腹の中を再現してくれ、
赤ちゃんが安心してあっという間に寝てくれるそうです。
安心するのは赤ちゃんだけではありません。
「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の兆候を監視し、
スマートフォンと連携し、
いざというときにお母さんに警告を出し、
設定によっては自動的に救急119番する優れものです。
慢性的な睡眠不足で悩む世のお母さん方も、
赤ちゃんと一緒に安心して眠ることができます
なお、この製品の開発者は米国の小児科医であり、
長年、世のお母さんお父さん達に乳児の寝付かせ方を指導してきた、
Dr. Harvey Karp先生。
Karp先生の有名な著書「The Happiest Baby on the Block」によれば、
出産後の3か月間は妊娠初期、中期、後期に続く第四期に相当するそうで、
本来ならば赤ちゃんがお腹の中にいなければいけない期間だそうです。
ただ人間は頭が大きいので、この第4期を待たずに早く生まれてきてしまいます。
新生児期の赤ちゃんはお母さんのお腹の中が恋しくて仕方がないのです。
子育てをしていると、おっぱいでもない、オムツでもない、何も思い当たる節のない理由でグズルことがよくあります。
そんな時はKarp先生が提唱する5つの「S」を試してみましょう。
Swaddle:おくるみでピッタリと包んであげると安心します
Side or Stomach Position:あやす時は横向きにしましょう。ただし落ち着かせに無事成功し、寝かせつけるときはSIDS防止のため、必ず仰向けにします。(背中の覚醒スイッチに注意しましょう。)
Shush:静かにして欲しいときは「シー」という音を立てます。赤ちゃんが子宮の中で聞いている音のようです。なお、「シー」は万国共通のようです。(cf. 「”It’s oh so quiet, Shh, Shh♪♪”by Bjork」)
Swing:心地よい揺れが眠気を誘います
Suck:おしゃぶりも効果的
これらの1つを試すだけでも十分効果がありますが、
Happiest baby社の発明はこれらのうち、
「Swaddle, Shush, Swing」を同時に実現してくれます。
赤ちゃんが眠ればみんなも眠る。
「”When baby sleeps, everyone sleeps.” By Dr. Harvey Karp」
こんな「夢?」のような話をこの発明は実現させてくれるかもしれません。心にゆとりができます。
ただしこのようなハイテクデバイスを以ってしても、
グズリが止まらない場合があります。
それは赤ちゃんが本当にお母さんを必要としている時です。
心にゆとりを持ち、可愛い我が子の声にしっかり耳を傾けましょう。(Y.M)
特許情報
【出願番号】:特願2017-545251
【発明の名称】:駆動システムをもつ乳児鎮静/睡眠支援及びSIDS防止デバイス
【出願人】:ハピエスト ベイビー インコーポレイテッド
出典:Happiest baby社「SNOO Smart Sleeper Bassinet」
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